三平汁は、糠鰊を使うのが正当なのでしょうが、家では、この時期、よく鱈の三平汁が食卓にのります。
増毛の細目昆布で出汁を取り、塩の味付け。
糠鰊だと鰊の塩味だけで作ります。
全道的に大型の鱈が豊漁という今月初めの北海道新聞の記事。
増毛でも鱈が水揚げされています。
この鱈「たらふく食べる」の語源になっているほど大食漢。
留萌管内では、鱈による捕食が特産の甘エビの減少の一因とも言われています。
昭和20年代に鱈の腹の中に大量にエビが入っていたので、エビ漁が始まったと聞いています。
甘エビやボタンエビがいるところの鱈を漁獲してもらわなければなりません。
食べて善し、遊んで善し、人柄善しの三拍子揃った増毛町なので、来年が待ち遠しいです。
皆さまが幸多き一年になることを願っております。
来年も宜しくお願いいたしますm(_ _)m。