鮭の飯寿しの仕込みです。
亡き母からかみさんが受け継いでおり、同居している娘が手伝っています。
飯寿しの容器は、40年以上前に亡くなった父の手作り。
その頃は、2つの容器でハタハタの飯寿しも作っていましたが、今は、鮭のみ。
鮭は、小型の秋鮭が10本ほど。塩をして冷凍していたものを水につけ塩抜き。
一晩、酢に漬け、重しを載せ、水分を絞っています。
麹、塩、砂糖、しょうが、ニンジン、ダイコン、堅めに炊いたご飯に國稀が入ります。
鮭とそのご飯を交互に重ねて漬けていきます。
一週間おきに20キロの重しを載せて、かたく仕上げます。
食べ始めるのは、漬け込んでから40日後。
正月や冬の伝統の保存食。
娘は、好んで飯寿しを食べないので、伝承されるかわかりません。