北海道新聞留萌宗谷地方版に載った記事。
増毛の海「甘エビいない」という強烈なみだし。
特に、今年のエビかご漁が始まった3月、4月は、漁獲量が例年の10パーセントほど。
5月に少し持ち直したものの、棒グラフをみると、6月も漁は芳しくありません。
原因は、冬の日本海に打ち上げられた大量のいわしが、海底にもたまっていてエビのえさになっているという説。
真鱈が豊漁で、甘エビが真鱈に補食されているという説。
水深300メートルの海底ですので、詳しくはわかっておりません。
ここ数年は、増毛の甘エビが日本一の水揚げでしたが、その前は、羽幌町。
羽幌町でも甘エビの水揚げが落ち込んでいます。
増毛のエビ漁は、1950年頃に鱈の腹の中に大量のエビが入っていたところから、エビ漁が始まったと聞いています。
全道的に増えている鱈に食べられているのかもしれません。
増毛のエビ漁、回復してほしいです。