増毛港の屋根付き岸壁が完成。
供用式典が行われました。
会場では、サケ定置網漁船が大漁旗を掲げお祝い。
3年がかりで完成した屋根付き岸壁の長さは、90メートル。
かねてより、陸揚げ作業は、野天の下での作業となり直射日光による品質低下、鳥の糞などの異物混入など衛生面に課題がありました。
増毛港は、甘エビが全国一の水揚げ、ホタテ、サケ、なまこ、たこ、ウニなど魚種の多いのも特徴。
ホタテ、サケ、なまこは、海外に輸出されており、この施設の完成でさらなる輸出促進が期待されます。
増毛港は、中歌地区の緑が映える美しい地方港湾。
ホタテ専用岸壁、防風施設、マリーナなどがあり、さらに施設の充実が図られます。
この屋根付き岸壁の完成で、水産物のブランド化等により、漁業者の所得の向上を期待しています。