箸別の標柱設置の山行は、久しぶりの秋の暑寒別岳。
高山植物はほとんどないと思っていましたが、エゾオヤマノリンドウとエゾノホソバトリカブトの青の花。
7合目では、イワイチョウ葉が黄色に色づき、マシケオトギリも赤くなっています。
赤い葉のチングルマは、実の綿毛が目印。
ウラシマツツジの葉も見事な赤。
今年は、札幌市街などヒグマが出没しました。
暑寒別岳でも多くのヒグマの目撃情報がありました。
箸別ルートの6合目から9合目にかけて、ヒグマによる多くの掘り返しのあと。
7月中旬から8月にかけて、えさがなくなるころに登山道の脇のハクサンボウフウの根を食べているといいます。
ヒグマの糞も登山道上に多く確認。
9月になると沢筋のコクワや山ぶどうなど食べ物が増えるので目撃情報は少なくなります。
確実にヒグマの個体数は増えていると感じます。
十分な対策をお願いします。